職業病と呼ばれる行動や言葉とは

看護師として働いていると、プライベートタイムに職業病と呼ばれる行動や言葉が出やすくなる。
特に、プライベートの外出時には、看護師に特有な行動が多くなる。
街の中を歩いている時に、看護師は無意識に具合が悪そうな人がいないかと目配りしがちだ。
そのために、人の顔をじろじろ見てしまうことがあるので注意しよう。
また、顔色が悪かったり、しゃがみ込んだりしている人を見かけた時に、すぐに「大丈夫ですか」と近づいて適切な処置を行うことがある。
中には、病院まで付き添うケースもあるようだ。
看護師が咄嗟に行動しがちな職業病だが、誰かと一緒に外出していた場合には注意が必要だ。
その日のスケジュールを狂わせてしまう怖れがあるため、「心配だから病院まで案内する」など、一声かけることが大切だ。
また、看護師によくある行動として、医療ドラマを視聴している時に独り言が多くなることがある。
医療ドラマを見ながら、専門用語を使って症状を言い当てたり、「こんなケースは有り得ない」と冷静に指摘したりすることはよくある。
特に、「有り得ない」という言葉を連発することが多いので気をつけよう。
家族や友達、恋人など、一緒に医療ドラマを見ている人が不快な思いをすることがあるからだ。
これは、あくまでドラマを盛り上げるための演出だと思って、受け流すことが大事だ。
医療ドラマを見る時は、「これはフィクションであり、実際の医療現場とは違う」と区別をするように心がければ、楽しむことができるだろう。