看護師の職業病を活かしてみる

看護師に限らず、同じ職業に長い間勤めていると、その職業に特有の職業病や癖などが身に付いてしまう人は数多くいるだろう。
職業病とは、その仕事に就いている間だけではなく、日常生活などにおいても、その仕事をしているときの動作や思考方法をして、発揮してしまうこと。
看護師の職業病や癖というものも、多くあるようだ。
代表的なものとしては、専門用語の使用がある。
職場で使用している医師や看護師、薬剤師といった医療分野にかかわる人しか使うことのない専門用語を、友人との会話や患者として訪れた病院で使用する看護師は数多い。
このほか、衛生管理に関してとても厳しくなるという看護師も多く、アルコール消毒やマスクの着用、手洗い、換気など自分だけではなく、周りの人にも注意を促してしまう。
これらの看護師の癖が悪く働くことは少ないが、あまり良い印象を持たない癖を持つ看護師もいる。
看護師は、病院で働くことが多く、時に緊急で容態が悪くなる患者や亡くなってしまう患者もいる。
そのような環境下にいると、どうしても次の瞬間よくないことが起こるのではないかと悪い方向に考えてしまう癖がつく看護師が出てくる。
この考え方は決して、不安にとらわれているように感じられるが悪いものばかりではないだろう。
悪い方向に考えてしまう癖があるのならば、その都度どのように対応すればよいかをシミュレーションすることに役立つ。
もし、悪い方向に考えることが悪影響を及ぼすならば、不安との折り合いをどのようにつけるのかといった思考のコントロールを学ぶと良いだろう。