職業病の改善方法について

看護師はデスクワーク中心の仕事ではなく立ち仕事の多い体力的に大変な仕事だ。
座り仕事にも大変なところはあるが、立っている間は休むのが難しいため身体を痛めやすい。
看護師の職業病として、立ちっぱなしで腰痛に悩む人も少なくない。
患者が自力で動けず介護度の高い職場だと移動の介助や入浴介助で腰を痛めてしまう。
生活のために、コルセットや痛み止めを飲んで働いている看護師もいるでしょう。
腰痛を抱えている看護師がこれ以上腰痛を悪化させないようにするには、患者の介護度が低い病院やクリニックに移動すると良い。
病院であれば小児科や眼科などは介護度が低く、腰痛を抱えていても働きやすい。
日勤のみで毎日同じ時間帯に働いている看護師もいるが、夜勤があり不規則なシフトで働く看護師も少なくない。
睡眠時間が不規則であるため不眠症を発症して悩んでいる看護師もいるようだ。
不眠症を良くするには睡眠時間を安定させることが有効とされているので、夜勤のない日勤中心の職場に変えるのがおすすめだ。
また、清潔さを保つために手を洗いすぎて手荒れになるのも看護師の職業病といえる。
手を洗った後に清潔なタオルで手についた水分をしっかりと取る、乾燥している時はこまめにハンドクリームを塗り直すなどの対策を取ると良い。
また、休日でも救急車のサイレンの音を聞くと仕事モードになる人もいる。
自宅では、イヤホンや耳栓を付けて周囲の音が聞こえないようにすると良いだろう。
体力的にも精神的にもつらい仕事だからこそ、しっかり休みを取ることが大切なのだ。